デジタル配信が主流となった昨今、Apple MusicやSpotifyをはじめとするプラットフォームを通じて、この楽曲を新たに体験する若い世代が急増している。アルゴリズムによる偶発的なインプレッションが、リリース当時を知らないリスナーとの新しい接点を生み出しているのだ。
楽曲の短尺化やインスタントな消費が加速する現代の音楽業界にあって、7分近い長尺のメッセージソングがストリーミングで聴き継がれる現象は特筆に値する。聴き手の感情をじっくりとビルドアップしていく構成美は、スピーディーなトレンドとは対極にある本物の強度を感じさせる。