優れた効果を持つ反面、使用にあたっては副作用リスクへの理解が欠かせない。皮膚科専門医が特に警鐘を鳴らすのが、長期連用による耐性菌の出現と皮膚バリア機能の低下だ。
塗るタイミングとしては、洗顔後や入浴後の肌が清潔な状態が最も望ましい。しかし、「念のため」「予防のために」と数週間にわたってダラダラと塗り続ける行為は厳禁だ。強力な成分が肌に存在する常在菌のバランスまで崩し、かえって真菌感染などを引き起こす二次トラブルを招く恐れがある。
万が一、発疹や発赤、かゆみ、あるいは強いかぶれ症状が現れた場合は、直ちに使用を中止して薬剤を洗い流す必要がある。使用開始から5〜6日ほど経過しても症状の改善が見られない場合は、薬が効かない菌種である可能性が高いため、使用を打ち切るべきだ。