「粘土のように生地をこねる作業には、高いリラックス効果があります」
そう語るのは、現代人のストレスケアに詳しい心理カウンセラーです。スマートフォンの画面をスクロールし続ける日常から離れ、五感を使って食材に触れる時間は、一種のマインドフルネス(瞑想状態)をもたらします。
特によもぎに含まれる香り成分「シネオール」には、交感神経の興奮を抑え、心身をリラックスさせる効果があると言われています。レンジから漂う爽やかな香りに包まれながら、自分の手でお餅を丸める。この一連のプロセス自体が、日々のストレスにさらされた現代人の心を癒やす処方箋となっているのです。