NHKにおけるパペット劇の歴史は深い。前番組である「フック ブック ロー」の成功を受けて誕生した「コレナンデ商会」は、まさにNHK Eテレが誇るパペットバラエティの集大成とも呼べる存在だった。「ハッチポッチステーション」や「クインテット」から続く伝統的な音楽パペット番組の遺伝子を継承しつつ、現代的なテンポ感とバラエティ要素を巧みに融合させた。
日本放送協会が長年にわたって守り続けてきた「本物のエンターテインメントを子どもたちに」という理念。それは、パペット造形の細部へのこだわりや、人形遣いたちのミリ単位の表現力にしっかりと根づいている。