東山に佇む名邸劇場の全貌!竹内栖鳳の美意識と極上イタリアン

東山に佇む名邸劇場の全貌!竹内栖鳳の美意識と極上イタリアン

東山に佇む名邸劇場の全貌!竹内栖鳳の美意識と極上イタリアンに関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。

敷地に足を踏み入れると、まず視界を奪われるのが計算し尽くされた庭の景観だ。この広大な邸宅は、明治から昭和にかけて活躍した日本画壇の重鎮、竹内栖鳳が晩年の1929年に構えたアトリエ兼私邸「東山艸堂(ひがしやまそうどう)」を起源とする。風光明媚な東山の借景、そしてすぐ背後にそびえ立つ法観寺(八坂の塔)との調和は、画家の鋭い審美眼によって創り出された。

建物自体も見事な数寄屋造り建築の粋を集めている。選び抜かれた銘木、繊細な欄間の格子、経年変化によって深い艶を帯びた柱の数々。日本近代日本画の巨匠が愛した光と影の陰影が、現代のダイニングスペースとしても心地よいぬくもりを醸し出している。足元から天井まで、視線をどこに移しても職人の美意識が宿る。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。