事件が動くたびに全国ニュースで中継されるのが、福岡県警による道仁会への家宅捜索です。防弾チョッキとヘルメットを装着した機動隊員や捜査員が、物々しい警戒態勢のなか道仁会本部(福岡県久留米市)へ踏み込む光景は、地域社会における緊張の高さを象徴しています。
福岡県警が本部事務所への強制捜査を徹底する狙いは、押収資料の確保だけではありません。組織の中枢拠点に絶え間ない圧力をかけ、活動を麻痺させる心理的抑止効果を狙っています。久留米市周辺では長年にわたり事務所使用差し止め請求や住民運動が展開されており、行政・警察・地域住民が三位一体となった排除活動が結実しつつあります。
ネット上の掲示板やSNSでは「久留米は今でも危険なのではないか」といった不安の声が散見されますが、現在の街並みは過去の緊張状態から大きく様変わりしています。繁華街での定時パトロール強化と防犯カメラの網羅的な設置により、白昼堂々の不当要求や暴力沙汰は劇的に減少しました。