細川たかし氏の現在のトレードマークであるヘアスタイルが誕生した決定的な理由は、長年の舞台生活で培われた徹底的な「機能美の追求」にあります。テレビ番組等で本人が語った証言によると、屋外イベントや地方公演の際、強風で前髪が乱れて顔にかかることに強いストレスを感じていたことがすべての始まりでした。
50代を迎えた頃から生え際の白髪や後退が気になり始めた際、細川氏は「中途半端に残すくらいなら、風の影響を受けない位置まで自分で剃ってしまおう」と決断。洗面所で自らバリカンを持ち、生え際を大胆に後退させてサイドを水平に刈り上げた結果、あの唯一無二のフォルムが完成しました。
かつて芸能界で長らく噂されていた細川たかしの髪型カツラ疑惑に対し、本人は2016年に出演した情報番組『徹子の部屋』やバラエティ番組『ダウンタウンDX』などで真っ向から反論。司会者に頭皮を直接触らせたり、髪を引っ張らせたりして「正真正銘の地毛」であることを告白し、日本中に大きな衝撃と笑いを与えました。隠すのではなく極限まで露出させるという逆転の発想こそが、あのスタイルの原点です。