Googleをはじめとする検索窓に「ホテルネッツ札幌」と打ち込むと、サジェストに「閉館 理由」や「現在 営業状況」といった不穏なキーワードが浮上することがあります。これから予約を検討している旅行者や出張者にとって、もっとも気になるポイントです。
調査の結果、ホテルネッツ札幌は閉館しておらず、現在も通常通り営業を行っています。では、なぜこのような検索需要が生まれたのでしょうか。その背景には、大きく分けて2つの要因が存在します。
第1の要因は、感染症流行期における一時的な館内オペレーションの変更や休業期間の存在です。当時は多くの都市型ホテルが一時休館や稼働調整を余儀なくされ、その際のニュースやSNS上の投稿がデジタルタトゥーのように検索アルゴリズムに残存した結果とみられます。
第2の要因は、すすきのエリアにおける近隣宿泊施設の相次ぐ閉館・リブランド・再開発との混同です。すすきの交差点周辺の大規模再開発(COCONO SUSUKINOの開業など)に伴い、老舗ホテルや競合ビジネスホテルが相次いで建て替えや看板替えを行いました。これら周辺の動きがネット上で錯綜し、「ネッツ札幌も営業を終了したのではないか」という誤った憶測が拡散されたというのが真相です。
現在では宿泊需要の回復に伴い、宿泊のみならずテレワークや短時間休憩に対応したデイユースプランも積極的に展開されており、活気ある運営が続けられています。