最終回に向けて描かれたのは、恋人であるゆきとの関係が進展するあいこと、絵本作家として自立へのステップを踏み出すともこの「この共同生活をいつまで続けるのか」という問いでした。
結末における決定的なネタバレとして、2人は「どちらかが結婚したから終わり」という紋切り型の幕引きを選びません。あいこはゆきと恋人関係を続けながらも、ともことのルームシェアを継続し、お互いの生活と心の領域を侵害しない独自のパートナーシップを再確認します。最終話のラストで再び2人がすきやきを囲み、「私たちの生活は、私たちが決めていい」と微笑み合うシーンは、これまでの固定観念を鮮やかに打ち砕く名場面として刻まれました。
SNSやレビューサイトにおけるネットの反応・評価を調査すると、以下のような生の声が数多く見受けられます。
- 「恋愛しない人を特別扱いせず、当たり前の日常として描いてくれたことに心から救われた。」(30代・女性)
- 「誰かと一緒に暮らすことの楽しさと、適度な距離感の大切さを学べる人生の教科書。」(20代・女性)
- 「劇中のすきやきや豚汁を真似して作ったら本当に美味しくて、料理の楽しさを再発見できた。」(40代・男性)
説教くささを一切感じさせず、美味しい料理と軽妙な会話を通じて価値観のアップデートを促す構成が、視聴者からの絶大な信頼と高い満足度につながっています。