エイリアンビッグキャットの正体とは?Dna鑑定が暴く巨大猫の真相

エイリアンビッグキャットの正体とは?Dna鑑定が暴く巨大猫の真相

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なぜ自生しないはずの大型猛獣がイギリスの原野を闊歩しているのか。その最大の要因として歴史的事実と合致するのが、1976年に制定された「危険野生動物法(Dangerous Wild Animals Act 1976)」を契機とするペット遺棄説です。

1960年代から1970年代初頭のイギリスでは、富裕層やロックスター、貴族の間で、ピューマやヒョウ、チーターなどの猛獣を自宅でペットとして飼育することが一種のステータスシンボルとして大流行しました。当時はロンドンの高級百貨店ハロッズのペットコーナーでライオンの幼獣が一般販売されていたほどです。

しかし、安全管理の不備による事故が相次いだことを受け、政府は1976年に極めて厳格な飼育許可制と莫大な保険加入、高額な飼育施設改修を義務付ける法改正を断行しました。この規制強化により、高額な維持費を支払えない飼育者や、違法飼育の発覚を恐れた愛好家たちが、愛用のピューマや黒豹を人里離れた森や荒野へ秘密裏に野放し(遺棄)にしたとされています。当時の関係者の証言や手記でも、人里離れた湿原に猛獣を放ったという告白が残されています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。