人参の栄養と効果を徹底解剖!生食より加熱・油調理が最強な理由の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
人参の栄養価を語る上で外せないのが、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるプロビタミンA(βカロテン)の圧倒的な含有量です。可食部100gあたりに含まれるβカロテン当量は約6,900〜8,600μgと、緑黄色野菜の中でもトップクラスを誇ります。厚生労働省が定める成人の1日あたりのビタミンA推奨量(約650〜900μgRAE)を、人参わずか1/4〜1/3本(約30〜40g)でカバーできる計算です。
項目人参(生・可食部100gあたり)成人1日の摂取目安・基準値編集部の見解・評価エネルギー(カロリー)約35〜39 kcal約1,800〜2,200 kcal極めて低カロリー。ダイエット中のかさ増しに最適。糖質(利用可能炭水化物)約6.5 g適正糖質:1食20〜40 g甘みはあるが糖質量は控えめ。血糖値への影響は軽微。βカロテン当量約6,900〜8,600 μgビタミンA推奨量換算で十分全野菜中で屈指の含有量。免疫・粘膜保護の要。食物繊維総量約2.8 g(不溶性2.1g / 水溶性0.7g)目標量:18〜21 g以上腸内環境を整え、便通改善に直結する黄金バランス。カリウム約300 mg目標量:2,000〜2,600 mg体内の余分なナトリウムを排出し、むくみ防止に寄与。
糖質制限ブームの中で「人参は根菜だから糖質が高くて太りやすい」と敬遠される場面も見受けられますが、実際の糖質量は1本(約150g)で10g未満です。白米1杯(約50gの糖質)と比較しても極めて低く、食物繊維の働きによって血糖値の急上昇を抑える作用があるため、日常の献立において過剰な糖質を懸念する必要は全くありません。