水木しげるロードを訪れる旅行者が最も頭を悩ませるのが、滞在時間の配分です。全長約800メートルという距離だけを見れば「1時間程度で往復できる」と誤解されがちですが、実際の現地体験はその何倍もの密度を持っています。
記念館の鑑賞に約60〜90分、ブロンズ像の撮影やスタンプラリー、路地裏の探索に約60〜90分、さらにご当地グルメの食べ歩きやお土産選び、妖怪神社での参拝を含めると、標準的な所要時間は3時間から4時間を見積もるのが鉄則です。さらに、日没後のライトアップまで堪能する場合、午後からの半日コースまたは近隣に宿泊する1泊コースが最も推奨される旅程となります。
午後13時に境港駅へ到着し、昼食に名物の海鮮を味わった後、14時から記念館を見学。15時半からロード沿いのスイーツやショップを冷やかし、夕暮れ時の17時半に妖怪神社へ。18時以降の日没とともに夜間演出を眺めながら駅前温泉ホテルへチェックインするという流れが、無理のない理想的なモデルコースです。