童謡『森のくまさん』歌詞の謎を解く!逃げろと言って追う理由と真相

童謡『森のくまさん』歌詞の謎を解く!逃げろと言って追う理由と真相

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童謡『森のくまさん』のルーツは、古くから歌い継がれてきたアメリカ民謡『The Other Day, I Met a Bear』です。ボーイスカウトやガールスカウトのキャンプソングとして広く親しまれており、リーダーが歌ったフレーズを全員で繰り返す「エコーソング(輪唱)」の形式をとっています。

英語の原曲歌詞を確認すると、日本語版とは設定が大きく異なっていることがわかります。

【英語原曲の大まかなストーリー】
森の中で巨大なクマに出くわした語り手(通常は男性スカウト)。クマから「銃も持っていないのにお前は何をしているんだ」と言われ、語り手は慌てて逃げ出し、近くの木によじ登ろうとします。しかし一番低い枝でも高すぎて届かないため、「ジャンプして枝を掴んだ(あるいは失敗した)」というユーモラスなドタバタ劇が展開されます。

原曲には「お嬢さん」も「白い貝がらのイヤリング」も一切登場しません。日本の作詞者が子ども向け童謡として再構築する際、キャンプのコミックソングから情緒豊かなメルヘン劇へと見事な換骨奪胎を行いました。

山田 真由
著者

山田 真由

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