1990年代後半、初代500円白銅貨を狙った大規模な変造事件が社会問題となりました。韓国の500ウォン硬貨(白銅製・材質が酷似)の表面を削ったり穴を開けたりして重量を合わせ、自販機を誤作動させる手口です。手元の銀色硬貨が正規の日本硬貨であるか確かめるには、以下のポイントを確認してください。
初代500円白銅貨の側面には、ギザギザではなく「◆ NIPPON ◆ 500 ◆」という文字刻印が連続して施されています。側面がギザギザになっていたり、斜めの刻みが施されているものは2代目以降の硬貨か別の硬貨です。
製造段階のミスで生まれた「エラーコイン」であれば、一気に跳ね上がる価値が期待できます。例えば、本来あるべき側面の文字刻印が完全に抜け落ちている「刻印ズレ」、デザインが中心から大きく偏っている「印刷(打刻)ズレ」、穴が開くはずのない部分に穴や欠けがあるものなどは、古銭市場で数万円から十数万円以上の超高額で取引されるケースも存在します。