横浜会場最大のストロングポイントは、ミュンヘン直輸入の本格ババリアンビールが集結する点にあります。市販の輸入ビールとは一線を画すドイツビール限定銘柄が多数ラインナップされます。
ミュンヘン市公認の6大醸造所である「ホフブロイ(Hofbräu)」をはじめ、「パウラナー(Paulaner)」「ヴァイエンシュテファン(Weihenstephan)」などが軒を連ねます。なかでも、この秋の収穫を祝うために春先から仕込まれたアルコール度数やや高めの「フェストビア(Festbier)」や、日本初上陸となる無ろ過のクラフトヴァイスビアは即完売となるケースが珍しくありません。飲み比べを楽しみたい場合は、各ブースが提供する「3〜4種テイスティングセット(約2,000円〜2,500円)」からスタートするのが王道の実践手順です。
さらに、ビールを最高に引き立てるおすすめフードメニューにも一切の妥協がありません。現場で注文必須の定番は、豚すね肉を香味野菜とともにじっくり塩漬け・ボイルした伝統料理「アイスバイン」です。フォークでほぐれるほど柔らかく煮込まれたコラーゲンたっぷりの肉塊と、添えられたザワークラウト(キャベツの酢漬け)の酸味は、コク深いドイツラガーと完璧なマリアージュを見せます。
また、パリッとした皮から肉汁が弾け飛ぶ「特製ソーセージ盛り合わせ」や、岩塩が効いた焼き立ての「プレッツェル」は、グループでのシェアにも最適です。
ここで役立つのが、会場全体の空間特性を把握する会場マップと楽しみ方の使い分けです。横浜赤レンガ倉庫の会場は、大きく分けて2つのゾーンに分かれています。
熱狂的な楽団ステージと歓声が渦巻く「大型テントエリア」は、フェスの醍醐味を肌で浴びたいアクティブ層向けです。対して、海沿いに広がる「オープンエア・テラス席エリア」は、横浜ベイブリッジやみなとみらいの夜景を望みながら静かに語り合える大人向けの空間となっています。時間帯や同行者の好みに応じてゾーンを移動することで、1つのフェス内で全く異なる2つの情緒を味わい尽くすことが可能です。