多くの読者が最も気にかけている「二人は本当に結婚したのか」という疑問に対し、結論から言えば炭治郎とカナヲは戦後に結婚し、正式な夫婦となっています。原作本編の最終回だけでは二人の直接的な祝言シーンが描かれなかったため、一時は「交際止まりだったのではないか」という憶測も飛び交いましたが、その後の公式発表資料によって疑いようのない事実として確定しました。
決定的な証拠となったのが、2021年に刊行された『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』です。この書籍に収録された書き下ろし漫画「炭治郎の近況報告書」や後日談において、生き残った鬼殺隊士たちのその後の生活が描写されました。炭治郎は実家のある雲取山へ戻り、妹の禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助と共に暮らしながら、医師見習いとして蝶屋敷で修行を続けるカナヲと文通を重ねて心の交流を深めていきます。
さらに同ファンブックの解説パートや家系図の示唆において、栗花落カナヲが竈門炭治郎と結ばれ、竈門家の妻となったことが明言されています。二人は激動の大正時代を生き抜き、互いの傷をいたわり合いながら生涯の伴侶となる道を選びました。