ローズマリーの増やし方を徹底解説!水挿し挿し木の失敗を防ぐプロの技

ローズマリーの増やし方を徹底解説!水挿し挿し木の失敗を防ぐプロの技

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挿し木や水挿しを成功へ導くには、最初の素材選びと切り口の処理が工程の8割を決定づけます。正確な手順を踏むことで、発根率は劇的に向上します。

まず注目すべきは、ローズマリー挿し穂の切り方選び方です。株全体を観察し、病害虫のない元気な枝の先端から7cm〜10cmほどの長さを選定します。枝の基部が薄い緑色から淡い茶色に変わり始めている「半木質化(セミハードウッド)」の部分が最も発根ホルモンを多く含み、腐りにくい理想的な挿し穂です。

切り戻す際は、清潔な園芸用ハサミやカッターナイフを使用し、節のすぐ下を斜め45度にスパッと切断します。斜めに切ることで吸水面積が広がり、導管を押しつぶさずにスムーズな吸水を促せます。その後、土や水に浸かる下部3cm〜4cmの葉を指で丁寧にしごき取り、上部に残す葉も全体の3分の1から半分程度に減らして蒸散面積をコントロールします。

カットした挿し穂は、直ちに水を入れた容器に浸けて1時間ほど吸水させます。この段階で威力を発揮するのが、植物活力素として園芸界で長年支持されているメネデール発根促進剤の使い方です。

メネデールに含まれる「2価鉄イオン(Fe²⁺)」は、植物の光合成や細胞分裂を刺激し、切り口の保護と初期のカルス形成を力強くアシストします。使用法は極めて明快で、水道水で100倍に希釈した溶液を作り、そこに調整した挿し穂の切り口を30分〜1時間ほど浸漬させます。この一手間を加えるだけで、吸水障害を防ぎ、発根までの日数を短縮させることが可能です。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。