目に黒い点が見える原因とは?放置の危険度と失明を防ぐ受診の境界線

目に黒い点が見える原因とは?放置の危険度と失明を防ぐ受診の境界線

目に黒い点が見える原因とは?放置の危険度と失明を防ぐ受診の境界線について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

視覚は人間が外部から受け取る情報の8割以上を司る感覚器です。不可逆的なダメージを未然に防ぎ、生涯にわたって良好な視力を維持するための目の病気 早期発見のポイントと受診行動の基準を提示します。

失明リスクを回避する「片目セルフチェック法」

異常の早期発見において最も簡便かつ強力な手段は、日常的な「片目隠しテスト」です。両目を開けた状態では、脳の優れた補正機能によって一方の視野欠損や黒い点の急増が無意識に打ち消されてしまいます。

明るい部屋で白い壁や天井、あるいは白無地の紙を見つめ、片手で左目を覆って右目だけで注視します。次に右目を覆い、左目だけで確認します。このとき確認すべきチェック項目は以下の3点です。

  • 視界を横切る黒い点やゴミの数が、前日や先週と比べて明らかに増えていないか
  • 視界の上下左右どこかに、薄暗い影やカーテンがかかったような見えにくい領域(視野欠損)がないか
  • 視界の中央にある直線(障子の桟、タイルの目地、ドア枠など)が波打って歪んで見えないか

これらの中で1つでも該当するものがあれば、迷わず専門医を受診してください。

受診すべき眼科クリニックの選び方と目に黒い点 眼科受診の目安

受診先を選択する際は、単にコンタクトレンズの処方を中心に行っている一般クリニックではなく、「眼底三次元画像解析(OCT)」を完備し、網膜硝子体手術や網膜レーザー光凝固術に精通した日本眼科学会認定眼科専門医が常勤するクリニックを選択するのが鉄則です。

受診の緊急度は症状の現れ方によって明確に分類できます。

  • 即日〜翌朝に必ず受診すべきケース:「黒い点が突然雨のように降り注いだ」「黒い影が視界の端から広がってきた」「暗闇で光が走る」「急激に視力が落ちた」
  • 数日〜1週間以内に受診すべきケース:「数か月前から黒い点が1〜2個浮いており、消えずに気になっている」「強度近視があり、以前より影が大きくなった気がする」

受診当日は前述の通り散瞳検査が必要となるため、自ら車やバイク、自転車を運転して行くことは絶対に避け、公共交通機関や徒歩、または家族の送迎で受診する体制を整えてください。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。