【医療用麻薬一覧】強さの違いと副作用の真相は?使い分けの基準を徹底解説

【医療用麻薬一覧】強さの違いと副作用の真相は?使い分けの基準を徹底解説

【医療用麻薬一覧】強さの違いと副作用の真相は?使い分けの基準を徹底解説とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

日本緩和医療学会が策定するがん性疼痛治療ガイドラインでは、定時薬でベースとなる痛みを24時間抑えつつ、一時的に突き抜けてくる鋭い痛み(突出痛)に対して「レスキュー薬」を適切に使うことが強く推奨されています。

レスキュー薬の基本原則は以下の通りです。

  • 投与量の目安:1日に服用している定時オピオイド総量の1/6〜1/10相当量を1回分として処方。
  • 服用タイミング:痛みがピークに達するのを待たず、「痛みが強くなり始めた初期段階」で早めに服用する。
  • 効果発現と追加服用の間隔:内服の速放性製剤(錠剤・散剤・液剤)は約30分〜1時間で効果が現れる。効果が不十分な場合は1時間以上あけて追加服用が可能。
  • 速効性フェンタニル製剤(ROO):舌下錠や口腔粘膜吸収剤、点鼻薬などは数分〜15分程度で素早く血中濃度が上昇するため、突発的な激痛に極めて有効。

「レスキュー薬を頻繁に飲むと癖になるのではないか」と我慢してしまう患者も少なくありませんが、1日に何度も突出痛が起きる場合は、レスキュー薬の使用実績を医師が確認した上で、ベースとなる定時薬の増量判定を行います。痛みを我慢せず記録を残すことが、最適な処方調整への近道です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。