無法地帯の象徴である海賊島ハチノスを本拠地とし、自らを「ハチノスの元首」と称するティーチですが、その最終的な目的は単なる略奪や破壊ではありません。
ティーチが掲げる具体的な一手は、ハチノスを「世界政府加盟国」として公認させ、自らがその「王」になることです。そのための交渉カードとして海軍の英雄コビー大佐を拉致し、世界政府に揺さぶりをかけました。
さらに深層にある野望として見逃せないのが、かつてハチノスを拠点に「世界の王」を目指した伝説の海賊ロックス・D・ジーベックの存在です。ティーチの乗る巨大丸太船の名が「サーベル オブ ジーベック号」であることからも、彼がロックスの掲げた世界転覆の野望を直接受け継いでいる可能性は極めて高く、ルフィが目指す「自由」とは対極の「支配」による世界の再構築を目論んでいます。