板垣瑞生を語る上で欠かせないのが、グループ結成当初から苦楽を共にしてきた佐野勇斗との関係性です。ファンからは親しみを込めて「いたさの」と呼ばれ、グループ内の二大巨塔として牽引してきました。
年長組としてグループのバランサーを務めながら俳優としてもブレイクを果たした佐野と、天性の華と直感的な演技センスで早くから映画賞を獲得していた板垣。2人はライバルでありながら、互いを最も理解する戦友でした。当時の雑誌対談やドキュメンタリー映像でも、板垣は「勇斗がいるから自分は自由に暴れられる」、佐野は「瑞生の持つ華と存在感には絶対に敵わない部分がある」と語り合っており、互いの才能を認め合う敬意が存在していました。
卒業ライブの最後の瞬間、佐野が板垣を強く抱きしめ、「瑞生、今まで本当にありがとう。お互いテッペン獲ろうな」と声をかけた場面は、現場にいた多くのファンの涙を誘いました。卒業後も佐野は公式の場やインタビューで板垣の名前を自然に出すことがあり、2024年に板垣を巡る騒動が持ち上がった際にも、表立った言及こそ控えたものの、古くからのファンコミュニティの間では「誰よりも瑞生の心身を案じているのは勇斗ではないか」と囁かれていました。グループを離れても、青春期を共に駆け抜けた絆は決して消えるものではありません。