将来を嘱望されていた彼女が、なぜリングを降りることになったのか。多くのファンが関心を寄せる亀田姫月 引退理由には、外的要因と自身の心境の変化という2つの側面が存在します。
最大の転機となったのは、世界的なパンデミックによる渡航制限でした。主戦場としていたメキシコへの遠征が困難になり、実戦機会が激減したことで、アスリートとしてのモチベーション維持に大きな影響を及ぼしました。加えて、激しいトレーニングによる身体への負担や、20代を迎えて芽生えた「女性としての将来像」への模索が、グローブを置く決断を後押ししたと見られています。
中途半端な気持ちではリングに立てないというプロフェッショナルとしての誇りがあったからこそ、彼女は自ら区切りをつけ、次のステージへ進む覚悟を固めました。