スピール膏の治療効果を最大限に引き出し、周囲の健康な皮膚を守るためには、ミリ単位での正確な貼り方が求められます。添付文書の規定に従い、以下の手順で処置を進めるのが確実です。
第一に、患部の大きさにジャストフィットするサイズの薬剤(または保護用パッド)を選びます。患部より大きいサイズを貼ると、健康な皮膚までサリチル酸でただれてしまい、激しいスピール膏によるイボ周辺の痛みや炎症を引き起こす要因になります。
第二に、入浴後の皮膚が清潔で柔らかい状態のときに貼り付け、付属の固定テープで薬剤がズレないよう密着させます。貼付期間は通常2日〜3日間そのまま保持するのが標準です。入浴時も剥がれなければそのままで問題ありませんが、濡れて浮いてしまった場合は張り替えます。何日で取れるかについては、魚の目であれば1〜2サイクルの処置(約5〜7日)で芯が浮き上がることが多い一方、角質層の厚い足底イボの場合は2週間から1ヶ月以上の反復処置を要するケースが一般的です。