Q1:南側リビングは本当に夏暑すぎて使い物になりませんか?
A1:適切な日射遮蔽設計がなされていない場合は極めて過酷な環境になります。ただし、軒や庇を適切に出す、外部アウターシェードを設ける、遮熱性能の高いLow-Eペア・トリプルガラスを採用するなどの対策を新築時に講じていれば、夏の直射熱を約80%カットし、快適な採光だけを楽しむことが可能です。
Q2:南側道路と北側道路、間取りの自由度が高いのはどちらですか?
A2:敷地面積が40坪以下の都市型住宅では、実は北側道路の方が間取りの自由度が高いケースが多々あります。北側道路なら玄関や水回り、駐車場をすべて北側に集約できるため、建物の中で最も環境の良い南側全面をプライベートなリビングやテラスとして贅沢に活用できるからです。
Q3:風水を気にする家族から「南向き以外はダメだ」と反対されています。どう説得すべきですか?
A3:風水の根本思想である「通風と採光の調和」を説明するのが効果的です。現代の建築技術では、東や北からの高窓(ハイサイドライト)や吹き抜け、天窓を用いることで、北向き敷地でも南向き以上の均一で美しい光を取り込めます。「凶相を避けるために無理をして南側を選び、夏場の過熱や視線ストレスで体調を崩すことこそ家相の本質に反する」という論理的なアプローチが納得感を生みます。