靖子さんの急逝以降、インターネット上では様々な憶測や噂が飛び交いました。その代表的なものが「巨額の遺産相続をめぐる親族間の骨肉の争い」や「妻の死を契機とする資産管理会社の乗っ取り疑惑」といった真偽不明の情報です。しかし、登記情報や関係者への綿密な取材データを突き合わせると、実態は全く異なる姿を見せています。
第一に、靖子さんはみの氏の個人事務所「オフィス・フォーティー」の取締役を長年務めており、会社経営の財務実務も掌握していました。靖子さんの他界に伴う役員変更や株式・不動産の権利移転は、法的な遺産分割協議を経て整然と処理されており、親族間で裁判沙汰になるような紛争が生じた事実は一切存在しません。
第二に、「なぜ妻の死後も、みのもんたは派手な服装と日焼けを保ち続けたのか」というネット上の疑問の声についてです。一部では「妻の死を悼んでいないのではないか」という心ないバッシングも見受けられました。しかしこれには、知られざる裏付けがあります。
生前、病床の靖子さんは夫に対し「どんなことがあっても、みのもんたのみっともない姿を視聴者に見せてはダメよ」「黒い肌と綺麗なスーツで、最後まで画面の真ん中に立ち続けなさい」と言い遺していたのです。みの氏にとって、日焼けサロンに通い派手なスーツを身に纏い続ける行為は、単なる趣味嗜好ではなく、「敏腕スタイリスト・御法川靖子」の最高傑作であり続けるための、亡き妻との厳格な契約の履行だったと言えます。