動物番組や図鑑の写真を発端に火がついたチベットスナギツネ人気。一般的なキツネが持つシャープで俊敏なイメージとは対照的に、まるで世の中のすべてを見透かしたような感情の読めない表情が最大の武器です。「月曜日の朝の気分そのもの」「何をやっても動じないメンタル」など、シュールな共感を呼ぶミームとして拡散され続けています。
イラストの世界でも、この「虚無感」と「愛らしさ」のギャップが高い需要を生んでいます。ネット空間におけるコミュニケーションでは、過剰なポジティブさよりも適度な脱力感が好まれる場面が多く、チベットスナギツネのビジュアルはその感情を代弁するシンボルとして機能しています。