2020年2月に設立された個人事務所「株式会社のんびりなかい」は、中居正広が代表取締役を務め、親しい極少数のスタッフとともに運営されています。大手プロダクションのように何十人ものマネージャーや営業社員、広大なオフィスフロアを維持する必要がないため、販管費(販売費及び一般管理費)が極端に低い点が経営上の大きな特徴です。
税務および芸能ビジネスの専門家視点から分析すると、法人売上高が約8億5,000万〜10億円に達する場合、そのすべてを代表個人への役員報酬として払い出すことは通常行われません。日本の個人所得税は住民税と合わせると最高税率約55%に達するため、個人への役員報酬は年間3億5,000万〜5億円程度に設定し、残余の利益は法人内部に留保して法人税(実効税率約30%台前半)を納付した上で、将来の事業原資や病気・休業などのリスク対策費としてストックしていると見られます。
また、自著や過去のインタビューでも語られている通り、中居自身は会社の経費乱用を嫌う生真面目な経営姿勢を持っています。「会社のお金だからといって私的な飲食や買い物を無駄に経費計上しない」という規律が徹底されており、税務署からの信頼も極めて高いクリーンな財務状態が維持されていると報じられています。