インターネット上の掲示板やSNSでは、過去の騒動を単純化し「不倫略奪婚」という一面的なレッテルで語られるケースが散見されます。しかし、当時の客観的な事実関係を精査すると、そこにはネット言説との大きなギャップが存在します。
当時の報道記録および関係者の証言によれば、徳永の元夫との婚姻関係は内村との交際が本格化する以前からすでに形骸化しており、夫婦間のコミュニケーションは完全に断絶していました。もちろん、法的な婚姻関係が継続している段階での行動には道義的責任が問われるものの、一方的な家庭破壊であったとする見方は実態を正しく反映していません。
さらに注目すべきは、騒動後の2人の誠実な歩みです。内村はテレビ朝日の番組を降板させられた際も恨み言を一切口にせず、単身でライブ活動やお笑いの原点に立ち返り、自らの腕一本で『世界の果てまでイッテQ!』やNHK『LIFE!』などの国民的ヒット番組を切り拓きました。徳永もまた、10年以上の長きにわたり表舞台を退き、家庭に尽くす道を選びました。この「逃げずに時間をかけて信頼を取り戻す」という一貫した行動こそが、世間の厳しい批判を称賛へと転換させた決定的な要因です。