大手模試(兵庫統一模試や進研模試など)の最新算出データによると、兵庫県立高砂南高等学校(普通科)の偏差値は49〜51のレンジで推移しています。兵庫県公立高校入試の第3学区(東播・北播エリア)において、加古川西高校や東播磨高校に次ぐポジションに位置し、堅実な大学進学を目指す層の受け皿として機能してきました。
合否を決定づける要因として、兵庫県の入試制度特有の計算方式を正確に把握しておく必要があります。兵庫県公立入試の一般選抜は「調査書点(内申点)250点」+「学力検査(当日点)250点換算(500点満点を0.5倍)」の合計500点満点に、複数志願制における第1志望加算点25点が加わる525点満点で競われます。
内申点は、学力検査が課される主要5教科(国・数・英・理・社)の評定を各4倍、実技4教科(音・美・保体・技家)の評定を各7.5倍して算出されます。実技教科の比重が極めて高いため、主要5教科で「3」が並んでいても、実技教科で「4」を稼げているかどうかが総得点に直結します。
高砂南高校における合否の分水嶺は、素点合計(加算点を除く内申点+当日換算点)で290〜305点、第1志望加算点(25点)を加えた総得点で315〜330点前後が現実的なボーダーラインです。内申点が150点(オール3水準)の受験生の場合、学力検査で330点以上(当日換算165点以上)を叩き出さなければならず、入試本番でのプレッシャーは跳ね上がります。一方で、内申点が168点(3が5教科、4が4教科)前後を確保できていれば、学力検査で290点台(当日換算145点)でも逃げ切りが視野に入ります。