Q1:後陣痛はいつまで続きますか?経産婦のほうが辛いというのは本当ですか?
A1:後陣痛の最も強いピークは術後2〜3日目までで、通常は1週間程度で鈍い生理痛程度に落ち着きます。経産婦のほうが強いというのは医学的事実です。初産婦に比べて経産婦の子宮は筋線維が伸びやすく、急激に元のサイズに戻ろうとしてより強力に収縮するため、経産婦ほど強い後陣痛を感じます。授乳の刺激でオキシトシンが分泌されると痛みが一時的に増強するため、授乳前の鎮痛薬服用が推奨されます。
Q2:術後のシャワーはいつから浴びられますか?保護テープは剥がして洗うべきですか?
A2:順調に経過していれば、創部の状態を確認した上で術後3〜4日目前後からシャワー浴が許可されます。病院で貼られた専用の防水テープは無理に剥がさず、貼ったままシャワーを浴びるのが基本です。退院後に傷跡専用ケアテープを使用する場合も、入浴ごとに剥がす必要はなく、5〜7日ごとの交換サイクルを守ることで皮膚の角質損傷を防ぐことができます。強く擦ることは避け、泡で優しく撫で洗いしてください。
Q3:悪露(おろ)はいつまで続きますか?帝王切開特有の注意点はありますか?
A3:悪露は通常、術後1ヶ月健診(産後4〜6週間)を迎える頃には黄色から透明なおりもの状へと変化して終息します。帝王切開の場合、胎盤を用手的に剥離・清掃するため一時的に悪露の量が少なく見えることがありますが、子宮口の開きが緩やかなため、内部に溜まった血液が後からドッと排出されるケースがあります。術後2週間を過ぎても鮮紅色の出血が続く場合や、生理2日目を超える大量出血、悪臭を伴う発熱がある場合は、子宮復古不全や感染症の疑いがあるため直ちに主治医へ連絡してください。