喉の痛みだけで熱が出ない?隠れインフルエンザの真相と受診の見極め方

喉の痛みだけで熱が出ない?隠れインフルエンザの真相と受診の見極め方

喉の痛みだけで熱が出ない?隠れインフルエンザの真相と受診の見極め方についての最新情報を徹底解説します。

喉の痛みを引き起こす疾患はインフルエンザだけに留まりません。現在流行している新型コロナウイルス変異株、溶連菌感染症を含む急性咽頭炎や扁桃炎、一般的なライノウイルスによる風邪との鑑別が必要です。医療機関の診断現場で用いられる判定基準を整理しました。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価隠れインフルエンザ(A/B型)発熱なし〜37.5度以下が約20%を占める。潜伏期間は1〜4日(平均48時間)。従来は38.5度以上の高熱と悪寒が典型。喉の痛みに加え、全身の脱力感や頭重感が急激に出現するのが最大の特徴。新型コロナウイルス感染症オミクロン派生株では咽頭痛の発症率が約60〜70%。潜伏期間2〜3日。初期から喉の「刃物で切られるような激痛」を訴える例が多い。喉の痛みだけでコロナとインフルの違いを自覚症状のみで見分けるのは不可能。抗原定性検査が必須。急性咽頭炎・急性扁桃炎溶連菌など細菌性の割合が成人で約10〜15%。咳症状を伴わないことが多い。扁桃の腫れ、白い膿(白苔)、首のリンパ節の圧痛。急性咽頭炎や扁桃炎との鑑別では、鏡で喉を見て扁桃に膿栓があるかどうかが指標となるが、医師の視診が確実。普通感冒(ライノ等)微熱以下が80%以上。くしゃみ・鼻水・軽度の喉の痛みが主症状。全身症状は極めて軽く、日常生活への支障は小さい。症状が徐々に進行する。インフルのように「数時間で急変」することは稀。

喉の激痛がありながら発熱がない場合、最も警戒すべきは「インフルエンザ」と「新型コロナウイルス」の併発や見落としです。特に細菌性扁桃炎と異なり、ウイルス性の上気道感染は急速に周囲へ感染するため、鑑別のための受診タイミングがカギを握ります。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。