iPhoneやiPadに標準搭載されている「アクセスガイド(英語名:Guided Access)」とは、デバイスの操作を現在起動している1つのアプリだけに一時的にロックするアクセシビリティ機能です。Apple公式のサポート情報によると、学習支援や集中力維持を目的として導入された背景を持ちますが、現在では「他人に勝手な操作をさせないための最強のプライバシーガード」および「子供の誤操作防止アプリ固定ツール」として広く認知されています。
アクセスガイドが有効になっている間は、画面下部のホームバーを上へスワイプしてもホーム画面に戻ることはできません。また、画面上部からのスワイプによる「通知センター」や「コントロールセンター」の呼び出しも完全にシャットアウトされます。サイドボタンや音量ボタンの操作、さらには「画面内の広告バナーだけをタップ不能にする」といった局所的なタッチ無効化エリアの指定まで可能なため、端末を物理的に特定の用途専用機へ変貌させることができます。
ビジネスの現場でもその信頼性は高く、カフェのセルフレジ端末、イベント会場のアンケート収集用iPad、ショールームの電子カタログなど、専用のキオスク端末化ソリューションとしても長年採用され続けています。