実際に過去から現在にかけて施設を利用した経験者たちの声を集約すると、評価は明確に二極化しています。ネット掲示板や地域コミュニティに寄せられたリアルな口コミを分析しました。
「昭和レトロな趣があり、営利目的ではない静穏な環境で集中できた」「民間のイベントホールでは考えられない破格の費用で利用できた」という好意的な意見が目立ちます。余計な華美さを排した空間設計は、学術的な勉強会や実務研修にはうってつけの環境として高く評価されていました。
その一方で、近年の利用者からはシビアな指摘も相次いでいます。「空調の効きやトイレなど水回り設備の経年劣化が否めない」「プロジェクターや音響設備を持ち込む必要があり、準備の手間がかかった」「予約窓口の対応時間が平日日中に限られており、会社員が業務外で調整するのが極めて困難」といった運用面・ハード面のギャップです。民間コワーキングスペースや高機能カンファレンスルームが林立する名古屋駅・伏見・栄エリアにおいて、旧来型の施設運営スタイルが利用者側の現代的ニーズと乖離を起こしている側面は否定できません。