熱気球の競技フライトは、日中の太陽熱で地表が暖められて発生する「サーマル(熱上昇気流)」を避けるため、大気が安定している早朝(7:00〜9:00頃)と夕刻(15:00〜17:00頃)の1日2回に限定されています。旅程を組むうえで絶対に外せない2大イベントが、競技バルーンが一斉に空へ放たれる「一斉離陸」と、夜空に炎を灯す「夜間係留(ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン)」です。
2026年最新日程(10月下旬〜11月上旬の5日間開催)における標準的なスケジュールは、午前6時30分のブリーフィング(競技者会議)でその日のタスクと離陸可否が決定され、午前7時ジャストに離陸の合図である白旗が本部タワーに掲げられます。わずか30分ほどの間に、嘉瀬川のローンチエリア(離陸地)から無数の気球が空を埋め尽くす光景は圧巻の一言に尽きます。
一方、大会終盤の夜を彩る「夜間係留ノクチューン」は、土日祝の18:30〜19:15頃に開催されます。闇夜に並んだ熱気球が、生バンドの演奏とMCの合図に合わせて一斉にバーナーの炎を点火(バーナーズ・オン)。川面に揺らめく巨大な光のランタンと、フィナーレを飾る打上花火のコラボレーションは、寒さを忘れるほどの感動を刻み込みます。