アッシュグレーを検討する際、誰もが最初に直面するのが「メンズブリーチありなし違い」の壁です。結論から言えば、黒髪からアッシュグレーにする方法において、ブリーチの有無は仕上がりの「透明度」と「色味の純度」を完全に二分します。
ブリーチなしの場合、1回のカラー剤でリフトできる明るさは最大でも12〜13トーン程度にとどまります。髪内部に赤みが残った状態の上に寒色のグレーを重ねるため、仕上がりは「ほんのりグレーがかった深みのあるダークブラウン」になります。「メンズアッシュグレーブリーチなし」という言葉から、海外のモデルのような白っぽい銀灰色を期待してオーダーすると、大きな失望を招くことになりかねません。
一方、ブリーチを1〜2回施してメラニン色素を16〜18トーンまで削り取ったベースであれば、余計な赤みや黄色みが排除されているため、光をダイレクトに反射するスモーキーな灰色を鮮明に発色させることが可能です。