ワインを注ぐ量と作法を知っておくことは、外食時やパーティーでのスマートな立ち振る舞いに直結する。特に覚えておきたい基本マナーは以下の通りだ。
レストランでは、客自身がボトルを持って手酌するのは避けるのが基本的なテーブルマナーだ。注ぎ足しはすべてソムリエやサービススタッフの仕事である。グラスが空になりそうでも自分でボトルを取らず、スタッフが注ぎに来てくれるのを待つか、軽く合図を送るのがエレガントな振る舞いとなる。
一方、自宅で家族や友人に振る舞う際は、「ボウルの最大径」を目印にするテクニックが非常に役立つ。計量カップを使わなくても、グラスの最も横幅が広いラインのわずか下あたりまで注げば、自然と約120mlの適量に着地する。ボトルを注ぎ終える瞬間に手首を外側に少しひねると、ボトルの口からワインが垂れるのを美しく防ぐことができる。
乾杯の際、グラス同士をカチカチとぶつけるのは厳禁だ。ワイングラス、特に高品質なクリスタルガラス製のものは飲み口が非常に薄く繊細に作られており、わずかな衝撃で割れたり欠けたりする危険がある。グラスの脚(ステム)を持ち、目の高さまで軽く掲げてアイコンタクトをとるのが国際標準のマナーである。