リュックのナイロンやポリエステル生地は、一度安全ピンで穴を開けてしまうと繊維が広がり、水濡れや摩擦によって穴が拡大してしまう恐れがあります。生地に直接針を通さない取り付け方をマスターしておけば、高価なブランドリュックや通学用の指定バッグでも安心してカスタムを楽しめます。
最も手軽で確実なアプローチが、布を傷つけないクリップやロゼット用のアタッチメントパーツを利用する方法です。リュックのポケットの縁やウェビングテープ(帯状のナイロン紐)にクリップを挟み込み、そのクリップの金具部分に缶バッジのピンを通せば、本体生地には一切傷がつきません。
また、強力なネオジム磁石を使った固定法も支持されています。缶バッジの裏側にマグネットを貼り、リュックの生地の裏側からもうひとつのマグネットで挟み込む仕組みです。ただし、リュックをどこかに強く擦った際にズレるリスクがあるため、内側を安全ピンで補強できる補助パーツと組み合わせるのが安全です。
ファスナーの引き手(スライダー)の穴や、既存のカラビナループを活用するのもスマートな手段です。細めの丸カンやリボンをループに通し、そこへ安全ピンを引っ掛けるだけに留めれば、針を通す必要は一切ありません。