シンガポール航空のエコノミークラスは、一般的なレガシーキャリアと比較しても居住性が高いと評価されています。シンガポール航空のシートピッチの広さは標準で約32インチ(約81cm)、座席幅は約18〜19インチ(約46〜48cm)を確保しており、膝周りには拳が縦に1つ以上入るスペースがあります。
シートマップを開くと、エコノミークラスは大きく3つのカテゴリーに分かれています。
1つ目は「スタンダードシート」です。機内の中央から後方に位置する一般的な座席ですが、人間工学に基づいた6段階調整可能なヘッドレストが備わっており、首への負担を大幅に和らげてくれます。
2つ目はシンガポール航空の前方座席「フォワードゾーン」です。エコノミークラスの最前部に配置されており、シート自体の寸法はスタンダードと同じですが、降機時にいち早く外へ出られるメリットがあります。乗り継ぎ時間が短い旅行者や、入国審査をスムーズに通過したいビジネスパーソンにとって利便性の高いシートです。
3つ目はシンガポール航空のエクストラレッグルーム席です。各区画の最前列(バルクヘッド席)や非常口座席がこれに該当し、前に座席がないため足を完全に伸ばせる圧倒的なレッグスペースが確保されています。
ただし、シンガポール航空の非常口座席の条件には厳格な航空保安基準が設けられています。満15歳以上であること、緊急時に客室乗務員の指示を理解し脱出援助を行える語学力(英語または指定言語)を有すること、乳幼児の同伴や妊娠中ではないことなどが必須要件となります。チェックイン時や搭乗口で条件を満たさないと判断された場合、座席変更を求められる点には注意が必要です。