衣類の素材や色柄、さらには付着した場所によって、使用すべき洗浄剤の適性は異なる。特性を理解して使い分けることで、衣類へのダメージを最小限に抑えられる。
白い服の頑固なシミには「ウタマロ石鹸」が圧倒的威力を発揮
白Tシャツやワイシャツなど、色落ちの心配がない純白の衣類には固形石鹸の「ウタマロ石鹸」が極めて有効だ。ウタマロ石鹸には油汚れを強力に包み込む純石けん分に加え、白さを際立たせる「蛍光増白剤」が配合されている。食器用洗剤で前処理したあと、ウタマロ石鹸を塗り込んで優しくもみ洗いすることで、黄ばみを残さずクリアな白さを取り戻せる。ただし、生成り(きなり)やパステルカラー、色柄物には色ムラの原因になるため使用を控えたい。
色柄物や皮脂混じりには「セスキ炭酸ソーダ」
色落ちさせたくない色柄物や、ケチャップとともに肉汁などの皮脂・タンパク汚れが混ざっている場合は、セスキ炭酸ソーダのスプレーが適している。重曹よりも水に溶けやすくアルカリ度が高いため、油分とタンパク質を素早く乳化させて落としやすくする。
臭い残りやアルカリ中和には「クエン酸」
重曹や酸素系漂白剤を使ったあとのすすぎ段階でクエン酸水を少量加えると、アルカリ性に傾いた繊維を中和し、ふんわりとした風合いに戻すことができる。また、トマト特有の酸味臭や酸化臭を消臭する効果も期待できる。