へそのごまが白い状態を「ただの汚れ」と放置していると、深刻な事態を招くことがある。特に湿気を含んでいて、かつ嫌な臭いを伴う場合は警戒が必要だ。
代表的な疾患として挙げられるのが「臍炎(さいえん)」である。へその傷口から細菌が侵入し、炎症を起こす病気だ。悪化すると膿(うみ)が出て、これが白い、あるいは黄色っぽいドロっとした物質となって現れる。さらに、おへその奥にある「尿膜管」という胎児期の管が大人になっても残っている「尿膜管遺残症(にょうまくかんいざんしょう)」の場合、感染を起こすと激しい痛みや膿の排出を伴う。これは手術が必要になるケースもあるため、決して軽視できない。