Takaさんのキャリアを語る上で避けて通れないのが、演歌界のサラブレッドとしての出自と、若き日に経験した大きな挫折です。まずは基本プロフィールと経歴を整理します。
名門校からジャニーズ入所、そして電撃脱退の裏側にあった葛藤
幼少期は慶應義塾幼稚舎に入学し、慶應義塾湘南藤沢高等部へと進学するエリートコースを歩んでいました。2001年、13歳で旧ジャニーズ事務所へ入所し、2003年9月にはアイドルグループNEWSのオープニングメンバーとしてメジャーデビューを飾ります。
しかし、デビューからわずか3ヶ月後の2003年12月、突如としてグループを脱退し事務所を退所。当時の公式発表では「学業専念」と説明されましたが、背景には思春期特有の反発心やプライベート写真流出報道、そして何よりも「親が敷いたレールの上を歩くことへの強烈な違和感」があったと後の手記やインタビューで明かされています。
退所後、高校も中退したTakaさんは実家を飛び出し、一人暮らしを始めます。渋谷や六本木のライブハウスに通い詰め、飲食店で早朝から深夜までアルバイトを掛け持ちしながら自活する日々を送りました。まさに親の威光を完全に断ち切ったこの極貧の下積み時代こそが、ONE OK ROCKのリーダー・Toruさんとの運命的な出会いを生み、真のロックボーカリストとして覚醒する原点となったのです。