スマートな大人が選ぶブランドとして、筆頭に挙げられるのが老舗タンナー直営や熟練職人を擁するファクトリーブランドです。とりわけ日本最大級のワニ革専門工房であるクロコダイル財布 池田工芸は、ワニ革特有の「ギラつき」を「現代的な色気」へと昇華させた代表例といえます。
1942年創業の池田工芸が手がける財布が支持を集める理由は、「瑪瑙(メノウ)磨き」による丸みを帯びたウロコの立体感にあります。安価なインポート品に見られる平坦なテカりとは一線を画し、ウロコの一つひとつ(竹腑・丸腑)がふっくらと息づく陰影を持っています。さらに、内装に上質なゴールドパイソンやシックな黒牛革を組み合わせるなど、現代のミニマリズムを取り入れたデザインが好評を博しています。
クロコダイル財布 選び方において絶対に失敗しないための3箇条は次の通りです。
- 「マットクロコ」あるいは「ダークカラー」を最優先にする:
初心者がいきなり鮮やかな原色やテカテカのグレージングを選ぶと、昭和のバブル臭を拭えません。まずはブラック、ディープネイビー、チャコールグレー、ダークグリーンといった深みのある色調を選択するのが絶対条件です。 - 財布のボリューム(厚み)を抑える:
領収書でパンパンに膨らんだ厚さ4cm超のラウンドファスナー長財布は典型的な「おじさん財布」の烙印を押されます。薄型のL字ファスナー長財布や、コンパクトな二つ折り、フラグメントケースなど、横顔がシャープな設計を選ぶことで一気に都会的な印象に変わります。 - 金具(ジップ・引き手)がミニマルなものを選ぶ:
派手な大型のゴールドバックルや巨大なブランドロゴ型金具は成金感を強調します。シルバーサテンやアンティーク調の燻し仕上げ、あるいは極力金具の露出を減らしたデザインが洗練を生み出します。