長ネギの青い部分は捨てるな!白を超える栄養とプロ直伝の大量消費術

長ネギの青い部分は捨てるな!白を超える栄養とプロ直伝の大量消費術

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調理時に長ネギの青い部分を捨てるか食べるかという問いに対し、栄養学的な見地から導き出される答えは「絶対に食べるべき」の一択です。そもそも植物学・栄養学の分類において、土の中で日光を浴びずに育った白い「軟白部」は淡色野菜に分類されるのに対し、太陽光を存分に浴びて光合成を行った青い「葉身部」は緑黄色野菜に区分されます。1本の野菜でありながら、部位によって全く異なる栄養特性を持っているのです。

文部科学省が公表する「日本食品標準成分表」の最新データを突き合わせると、その差は歴然としています。体内でビタミンAに変換されて粘膜や皮膚の健康維持、免疫機能に関与するβ-カロテンの含有量は、白い部分の約200倍以上に達します。さらに、骨の形成に不可欠なカルシウムは約2.5倍、抗酸化作用を持つビタミンCや余分な塩分の排出を促すカリウム、造血を助ける葉酸も青い部分に偏って凝縮されています。

栄養成分(可食部100gあたり)青い部分(葉身部・緑)白い部分(葉鞘部・白)編集部の分析・評価β-カロテン当量1,400 μg7 μg以下圧倒的な差。抗酸化作用と免疫ケアを狙うなら青い部分が必須。カルシウム80 mg31 mg約2.6倍。骨粗しょう症予防や現代人のミネラル不足を補う数値。ビタミンC25 mg11 mg約2.3倍。コラーゲン生成や疲労回復を後押しする成分が豊富。ビタミンK140 μg微量血液凝固や骨形成を促すビタミンKは緑色部分に極端に集中。カリウム220 mg180 mg塩分過多になりがちな外食・加工食品のデトックスに貢献。

ネギ特有のツンとした香り成分である「アリシン」は白い部分に多く含まれますが、ビタミン・ミネラル類の総量で比較すると青い部分の優位性は揺るぎません。長ネギの青いところを切り落として捨てる行為は、サプリメント級の栄養素を自らゴミ箱へ流し込んでいるのと同じと言えます。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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