「まだ一度もカットしていないため毛先がスカスカ」「短めのショートカットでアップにできない」という悩みは、3歳児を持つ家庭で最も頻出する課題です。プロのヘアメイク現場では、自毛の長さや毛量に関わらず、市販の「プチウィッグ」や「シュシュ型つけ毛」を駆使して瞬時にボリュームを補う手法が標準化されています。
薄毛や短髪のお子さんを華やかに変身させる裏ワザは、「ベースの極小おだんご」につけ毛を被せる手法です。たとえ指でつまめる程度の長さ(3〜5cm)しかなくても、シリコンゴムで小さな輪っか結びを作り、その上から伸縮性のあるシュシュウィッグを2重巻きにするだけで、見違えるようなボリュームお団子が完成します。
ウィッグ選びで失敗しないためのポイントは、自毛より「わずかに明るい自然なダークブラウン」を選ぶことです。子どもの産毛は真っ黒ではなく、太陽光に当たるとやや茶色みがかって見えるケースが多いため、漆黒のウィッグを選ぶと浮いて見えてしまいます。また、ピンを頭皮に直接刺すと痛がって外してしまうため、パッチン留めクリップ付きの髪飾りをウィッグの毛束に噛ませて固定するのが、子どもを泣かせない現場の鉄則です。