ビジネスとしての投資だけでなく、彼の芸術的な才能もまた、巨大な経済的価値を生み出し続けている。長年取り組んできた現代アートの分野では、個展を開催すれば図録やオリジナルグッズが即完売するほどの熱狂を生んできた。作品そのものの市場価値も跳ね上がっており、アートコレクターの間でもその評価は極めて高い。
それに加え、映像コンテンツの配信権利収入も無視できない。ドラマ『鍵のかかった部屋』や映画『忍びの国』といった過去の代表作は、サブスクリプション時代に入ってなお、国内外で絶え間なく再生されている。さらに世界規模で展開されたドキュメンタリー番組『ARASHI's Diary -Voyage』はNetflixで世界配信され、世界中のファンに視聴され続けている。
こうした映像作品や音楽の二次利用によるロイヤリティは、彼が眠っている間も休みなく口座へと振り込まれる。タレントとしての「過去の遺産」が、現代のストック型ビジネスとして見事に機能しているのだ。