カタール大会を語る上で欠かせない最大のトピックが、新しい未来のテレビ「ABEMA」による全64試合の完全無料生中継でした。開会式から決勝まで全試合をカバーしたことで、ワールドカップABEMA視聴数は大会を通じて延べ3億4,000万回を突破。日本代表が死闘を繰り広げたクロアチア戦では、1日の視聴数が開局史上最高となる2,400万件を超え、アクセスの集中により一時的な入場制限が実施されるほどの社会現象となりました。
この大転換は、若年層を中心とするテレビ離れとネット配信の影響を浮き彫りにしました。スマートフォンやタブレットでのマルチアングル視聴、リアルタイムコメント機能によるソーシャルな盛り上がり、好きな場所で観戦できるオンデマンド性など、従来の受動的なテレビ視聴とは異なる新しいスポーツ体験が完全に定着した瞬間でした。