ぎふ金華山リス村の餌やり体験と混雑攻略|料金・所要時間の全真相

ぎふ金華山リス村の餌やり体験と混雑攻略|料金・所要時間の全真相

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ぎふ金華山リス村の最大の魅力は、金網越しに眺めるだけでなく、柵の中に入って直接リスと触れ合えるオープンケージ方式にあります。入村時にスタッフから手渡される特製の厚手革手袋を装着し、手のひらにヒマワリの種や専用飼料を乗せてじっと待つと、人懐っこいタイワンリスが軽やかに腕を駆け上がり、目の前でカリカリと音を立ててエサを食べ始めます。指先に伝わる小さな前足の重みや、愛らしい咀嚼のしぐさを至近距離で観察できる臨場感は、一般的な動物園では味わえない貴重な体験です。

この施設が誕生した背景には、金華山ならではの数奇な歴史が存在します。発端となったのは、昭和11年(1936年)に岐阜公園で開催された「岐阜躍進大博覧会」です。展示されていたタイワンリス数頭が金華山へと逃げ出し、天敵の少ない豊かな森林環境の中で野生化して繁殖しました。その後、山に棲みついたリスたちを長い年月をかけて根気強く餌付け・調教し、昭和40年(1965年)に「日本初の野外リス村」として開園したという経緯があります。金華山の自然生態系と人間が歩んできた共生の歴史が、現在の体験型アトラクションの土台となっているのです。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。