日常の食卓を格上げする!隠れた名店と作家ものうつわに出会う旅

日常の食卓を格上げする!隠れた名店と作家ものうつわに出会う旅

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日本の食卓を支える産地もまた、伝統の殻を破りながらダイナミックに変化している。国内シェアの過半を占める岐阜の美濃焼は、多様な土と釉薬を自在に操る柔軟性を武器に、現代のミニマルなインテリアに溶け込むマット調のうつわを次々と生み出している。自由闊達な作風こそが美濃の真骨頂だ。

長崎の波佐見焼は、北欧デザインにも通じるモダンな幾何学模様やスタッキング可能な機能美で、若い世代の日常着のような器として定着した。一方、佐賀が誇る有田焼は、400年の歴史が培った濁手や鮮やかな色絵磁器の気品を守りつつ、現代アーティストとの協業で極薄のグラスやコンテンポラリーなプレートを発表している。各地の窯業は、伝統的な陶磁器の枠組みを軽やかに飛び越え、ボーダーレスな進化を遂げている。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。