世界のワイン投資家やコレクターの視線が、高騰しすぎたブルゴーニュの白ワインから、ロワールへと大きくシフトしている。その筆頭がまさにサン セールだ。特に最高峰の区画から産出される単一畑(シングル・ヴィンヤード)のボトルは、リリースと同時に世界中で予約が埋まるプレミアム化が進む。
需要が爆発的に高まる一方で、気候の不確実性により生産量は年ごとに大きく変動する。この供給不足と質の向上が相まって、日本市場への輸入価格も数年前と比較して大幅に上昇。もはや「手軽な日常酒」ではなく、「特別な日の贅沢」あるいは「投資価値のある名酒」へと、その立ち位置を変えつつある。