音の悩みは、演奏技術だけでなく仕掛け(道具)のバランスが崩れていることでも発生します。特にリードの硬さとマウスピースの組み合わせは音出しの難易度に直結します。
初心者の場合、まずは「2 1/2(2半)」または「3」の厚さからスタートするのが標準的です。数字が小さいほど薄くて発音しやすい反面、音がペラペラと軽くなりやすく高音がぶら下がりがちになります。逆に数字が大きい厚いリードは豊かな音色が出ますが、相応の息の強さと筋力が求められます。
また、マウスピースの先端の開き(ティップオープニング)とリードの相性も大切です。開きが狭いマウスピースにはやや厚めのリード、開きが広いものには薄めのリードを合わせるのが基本セオリーとなります。リガチャーを締める位置や強さによってもリードの振動率が変わるため、ネジを締めすぎず適度なホールド感を意識しましょう。